【水族館編】夏休みも大人気!鴨川シーワールドで、サンゴ礁の世界に潜入!
夏に差し掛かった頃、CERAPHIC水族館担当チームで鴨川シーワールドに行ってきました!
鴨川シーワールド様HP:https://www.kamogawa-seaworld.jp/
▼最新テクノロジーを使って学べる「コーラルメッセージ」がすごい▼
今回見せて頂いたゾーン「コーラルメッセージ」では、3D・CG映像を用い、巨大スクリーンに映し出された海に、自分で描いた魚が泳ぐといった仕掛けもあるそうです。
子供たちが、最新テクノロジーで遊びながら、サンゴ礁の生態について知ることが出来るなんて、素敵ですね!
そして、スクリーンのすぐ隣の水槽では、本物のサンゴと魚たちが・・・!
実は、本物のサンゴの飼育はとても難しく、国内の水族館でも、やむなくレプリカのサンゴを設置している場所もあるとか。。
ですが、ここ、コーラルメッセージの水槽では何種類もの、生きているサンゴが見られるのです!
このサンゴたちが元気な理由は、水槽を照らす京セラのLED「CERAPHIC」にありました。
▼全国の水族館で、サンゴ育成にCERAPHICが選ばれる理由とは?▼
太陽光と同じ、白色光を当てても綺麗に光らないサンゴたち。
それもそのはず、サンゴが暮らす海の底では、降り注ぐ光は青色なのです。
そこで、CERAPHIC開発チームは、サンゴの飼育に最適化したスペクトルのLED照明を開発したのです!
▼CERAPHICの光で暮らす、生き物たちの様子は・・・?▼
Point① サンゴが元気に!
サンゴが生きるエネルギーは、サンゴに住む褐虫藻が光合成をすることで作られています。
ですから、サンゴにとって、光合成に適した光が当たるのかは、死活問題なのです。
ここ鴨川シーワールドでは、何種類ものサンゴが、CERAPHICの光で元気に育っていました!
★オオスリバチサンゴ:
好日性サンゴはソフトコーラルとハードコーラルに分けられますが、このサンゴは育成が難しいハードコーラル、LPSという種類です。
過去6年間、飼育員さんの試行錯誤にもかかわらず、ポリプを開く事が殆どありませんでしたが、昨年からCERAPHICの光に変えた所、ポリプが開いたのです。
★ウスエダミドリイシ:
ハードコーラルの中でもSPSと呼ばれる非常に育成が難しいサンゴです。
「先端が白い=白化=良くない??」と思ったかもしれませんが、そうでは無いのです。
これは成長が早くなり、その為成長点として枝先が白くなっています。
つまり、白くなっているということは成長が早いということなのです!
水族館さんの水槽の中のサンゴで、ミドリイシの枝先が白くなるのは、他の水族館ではなかなか見られなかった光景でした。
Point② 美しく輝くサンゴが見られる!
サンゴが綺麗な発色をするのは体に持つ蛍光タンパクのお陰です。
1960年代に発見されたこの蛍光タンパクは2008年ノーベル賞を取った下村教授の発見です。
沢山の種類の蛍光タンパクが発見され、紫色の光、または紫外線でこの綺麗な発色が起こります。
★ナガレハナサンゴ:
CERAPHICは可視光でのフルスペクトルですが、このナガレハナサンゴの蛍光発色にピッタリ合致!
この素敵な緑を見ることが出来ます。励起光が紫外に近い光なので、このような綺麗な色になるのです。
Point③ クマノミが共生する「ハタゴイソギンチャク」も元気を増しているとか!
イソギンチャクも、褐虫藻が光合成で作るエネルギーを使って生きているので、光がとても重要!
特に、ハタゴイソギンチャクはイソギンチャクの中でも一番育成が難しい種類の一つですが、鴨川シーワールドでは、触手が勢いよく伸びていて、とても元気でした!
ここまでご紹介した通り、CERAPHICでは、生き物が自然界で生きる環境と同じスペクトルの光を再現したことで、サンゴもハタゴイソギンチャクも、伸び伸びと成長していました。
写真では伝わり切らない、サンゴ礁の美しさを是非水族館でお楽しみください!
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